エツィオ、コナー、カサンドラが描かれた公式キービジュアル

『アサシン クリード ネクサスVR』レビュー|Meta Questで体験する本格パルクールと暗殺アクション

『Assassin’s Creed Nexus VR』は、エツィオ、カサンドラ、コナーの3人を操作し、パルクール、ステルス、剣戟を自分の体で体験できるMeta Quest向けVRアクションゲームだ。操作方法、VR酔い対策、ゲーム内容、良いところと残念なところを実際のプレイをもとに紹介する。


ゲーム紹介

初めて『アサシン クリード』シリーズを遊んだのは、シリーズ2作目だった。もう10年くらい前かな。

舞台は14世紀のイタリア。
エツィオ・アウディトーレとなり、名家の若者だった彼が、父と兄弟の処刑を目の当たりにし、伝説のアサシンへと成長していく物語だ。

ゲームでは、目的地へ入り込むために衛兵のそばを通り過ぎ、アサシンブレードで静かに命を奪う。

大勢の衛兵に追いかけられ、屋根や塔の上を逃げ回ることも多かった。

ストーリーは、もうほとんど覚えていない。

ただ、塔の頂上に立ち、頭上をワシが旋回していたこと。

下にある、わらを積んだ荷車を見つめ、そのまま飛び降りる爽快感だけは覚えている。

君が本当にアサシンだったら、塔の下にあるわらの山を見て、飛び降りる?
それとも、普通に下まで降りる?

それは、手に持っているのがPlayStationのDUALSHOCKなのか、Meta Questのコントローラーなのかで変わってくる。

VRの中では、僕もアサシンだ。
ただし、高所恐怖症のアサシンだけどね。

イーグルダイブを一度体験してからは、ずっと階段で下りている。

『Assassin’s Creed Nexus VR(アサシン クリード ネクサスVR)』は、これまでの『アサシン クリード』シリーズをもとに作られた、完全新作のVRゲームだ。

プレイヤーはハッカー組織に雇われたハッカーとなり、Abstergoのシステムへ潜入する。

Abstergoは「Nexus計画」を進めている。
歴史上の3人のアサシンの記憶を解析し、各時代に散らばった「エデンの欠片」の位置情報を探し出そうとしているんだ。

Abstergoより先に、その記憶の断片を見つけなければならない。

Animusを使い、異なる時代を生きた3人のアサシンへと順番に切り替わりながら、これまで語られなかった冒険を体験していく。


操作説明

このゲームの操作チュートリアルは、最初からすべてのコントローラー操作を画像で見せる方式ではない。

実際に遊びながら、一つずつ少しずつ覚えていく形だ。

ゲーム内でできることも多く、同じボタンでも場面によって使い方が変わる。

ここからは、実際の場面を画像で見ながら説明していこう。

ゲームが始まると、まずプレイ位置と姿勢を確認する。

画像のように、両腕を左右へしっかり伸ばし、プレイする姿勢に合わせてXかAを長押しする。

  • Xを長押し:座ってプレイ
  • Aを長押し:立ってプレイ
腕を伸ばして行うプレイ姿勢のキャリブレーション画面

快適度(Comfort Levels):このゲームにはVR酔いを抑える設定がたくさんある。

酔いやすいほど快適な設定にできるけど、そのぶんゲームの没入感には影響が出るよ。

快適度移動方式視野制限
最も快適(MOST COMFORTABLE)テレポート移動テレポート時にまばたき
快適(COMFORTABLE)スムーズ移動
標準(MODERATE)スムーズ移動
没入感重視(IMMERSIVE)スムーズ移動なし

高所恐怖症(Fear of Heights):画面の床にラインが表示され、足元の位置が分かりやすくなる。

落下したときは、視界の広い範囲に酔い防止用の枠が表示され、落ちている感覚を抑えてくれる。

快適度と高所恐怖症対策を調整する設定画面

ゲーム中のシーン

ゲームが始まると、すぐ目の前に「INITIALIZE ANIMUS(アニムスを起動)」が表示される。

触ってみると、何が起きるのか見てみよう。

アニムスに触れてゲームを開始する画面

Rebecca CraneとShaun Hastingsから通信が入る。

2人は今回の任務で連絡役を務めるアサシン教団のメンバーで、これから何をすればいいのか、物語の大まかな流れを教えてくれる。

Abstergoはこれまでの技術を大きく上回る、新しい記憶データ解析技術を開発している。

Abstergoは長年にわたり、数え切れないほど多くの人間の記憶を集めて保存してきた。
政治家や軍の司令官だけでなく、君や僕のような普通の人たちの記憶まで含まれている。

もし彼らが君の記憶を解析できれば、どんな考え方をするのか、何を大切にしているのか、何を信じているのかまで分かってしまう。

その情報を使い、ネット上や現実の生活で特定の情報を意図的に見せ続ける。

そうやって少しずつ元の信念を塗り替え、テンプル騎士団の思想へと変えていく計画なんだ。

この計画を指揮するAbstergoの幹部、Dominika Wilkは、計画を完成させるために君のような技術を持つ人間を必要としている。

ただし、彼女は君がアサシン教団のために動いていることも、自分の計画を完全に止めようとしていることも知らない。

まずはAbstergoのネットワークへ切り替え、新しい上司との最初の面談へ向かおう。

ホログラム通信で会話するショーンとレベッカ

このパズルを解く必要がある。

横に立体の解除コードが表示されているので、それを見ながら各ブロックを対応する位置へ移動しよう。

認証パターンを再現するハッキング画面

画面がAbstergoのネットワークへ切り替わると、上司のDominikaが目の前に現れ、今回の任務について説明する。

Animusの技術を使って他人の記憶へ入り込み、その人物の目を通して、過去に体験したことを実際に見ることになる。

ただし、記憶の中で何をしても、現実が変わることはない。

Dominikaの指示は、記憶の奥まで入り込み、必要な情報を見つけて持ち帰ることだ。

今回、最初に入るのはエツィオ・アウディトーレ・ダ・フィレンツェの記憶だ。
『アサシン クリードII』の主人公で、アサシンのマスターでもある。

レオナルド・ダ・ヴィンチやマキャヴェリと親しく、ボルジア家とは深い因縁があった。

15世紀末、エツィオは多くの人の運命を変えた。
そして、彼の刃に倒れた者も少なくない。

アニムス空間で説明を受ける場面

ゲームに入ると、部屋の中へ転送される。

ここから、アサシンとしての任務が始まる。

赤を基調とした豪華な寝室

部屋の中には、触れられる物がたくさんある。

手に取って持ち上げることもできるよ。

中には任務に必要な重要アイテムもあり、集めないと先へ進めない。

手に取ったコインを確認する場面

衛兵には気をつけよう。

アサシンである以上、見つかると任務失敗だ。

衛兵には発見ゲージが表示される。
ゲージが満タンになると、こちらの存在に気づかれたということだ。

衛兵に見つからないよう物陰から様子を見る場面

腕を下から上へ振り上げると、アサシンブレードを出せる。

この刃を使えば、敵に気づかれないよう近づき、静かに体へ突き刺せる。

一人称視点でアサシンブレードを構える場面

やあ!……あれ、なんで血が出てるんだ?

ああ、ごめん。
ちょっと眠っててくれ。

衛兵の背後から接近して暗殺する場面

この欠片を集めて、一つの完成した図形に組み立てる必要がある。

完成させれば、隠し扉を通れるようになる。

仕掛けに使うパズルの破片を手に取る場面

完成だ!

欠片を壁にはめ込むと、隠し扉がゆっくり開いていく。

完成したパズルを壁の装置にはめ込む場面

『アサシン クリード』といえば、やっぱり欠かせないのがクライミングだ。

VRゲームをいろいろ遊んできたなら、この操作にはもう慣れているはずだよね。

両手を使って建物の壁をよじ登る場面

あれは銃か?

いや、剣だ!

この先は敵と正面から戦うことになる。
手首のアサシンブレードだけでは、あまり役に立ちそうにない。

そろそろ武器を強化しよう。

手首からアサシンブレードを展開する場面

ガード!

敵が攻撃してくる瞬間に、その攻撃が来る方向へ武器を振って受け止めよう。

敵の連続攻撃を剣で防御する戦闘チュートリアル

こんなところでサボっているやつがいるな。

この衛兵、少し痛い目を見ないと分からないみたいだ。
僕が片づけてやろう。

木の陰に隠れて衛兵の動きをうかがう場面

街の中には、つかまれるロープやジャンプ台がたくさんある。

飛び乗ったり、飛び降りたりしながら、本格的なVRパルクールを楽しめる。

城壁に囲まれた中世の街を上空から見渡す場面

高い場所から街を見下ろせることも、僕が『アサシン クリード』を遊ぶ大きな理由の一つかもしれない。

行き交う人々を眺めながら、街のにぎわいを遠くから見渡す。

この時間は静かで、心までゆっくり落ち着いていく。

屋根の上から運河沿いの街と人混みを見下ろす場面

ゲームの評価

良いところ

  • 自由に歩き回れる街で、好きなように走ったり飛び回ったりできる。
  • 謎解き、戦闘、パルクールなど、遊べる内容も幅広い。
  • VR酔いを抑える設定も調整できる。

残念なところ

  • 日本語には対応していない。
  • 3D酔いしやすい人は、最高の状態で楽しめない可能性がある。
  • マルチプレイには対応していない。

プレイ時の注意点

座っても立っても遊べる。

必要なプレイスペースも小さい。

おすすめとVR酔いレベル

おすすめ度:🌟🌟🌟🌟(オススメだ)

VR酔いレベル:🌀🌀🌀🌀(強酔い)


動画紹介


Meta Quest 公式情報

価格:5,610 円

季節セール、ブラックフライデー、新年セールなどで、ときどき割引される。

割引率はだいたい30~50%だ。

決済時に「VRPUPU」を入力すると 10%オフ。

日本語対応:なし

評価:4.3 / 5(5,460 件のレビュー)


公式サイトの説明

この完全新作の『アサシン クリード』では、3人の伝説的なアサシンを操作する。

これまでにない形で自らアサシンとなり、パルクールのスリル、戦闘の迫力、ステルスの緊張感を体験できる本格アクションアドベンチャーだ。

屋根の上で複数の衛兵と剣を交える場面

エツィオ・アウディトーレ、カサンドラ、コナーの新たな記憶をたどりながら、人々の信念を操る力がAbstergoの手に渡るのを阻止しよう。

パルクール:

広大なオープンマップを自由に駆け回り、パルクールの爽快感を味わえる。

ルネサンス期のイタリア、古代ギリシャ、植民地時代のアメリカを探索しよう。

NPCと会話し、レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめとする歴史上の人物とも交流できる。

歴史の世界に入り込んだような体験を楽しめる。

二本の剣で重装兵の攻撃を防ぐ近接戦闘

戦闘:

手首を軽く振るだけで、アサシンブレードを展開できる。

両手を使ってガード、パリィ、カウンターを繰り出し、さまざまな敵と戦おう。

弓、剣、投げナイフ、戦斧、クロスボウ、アサシンブレード、爆弾など、多彩な武器で本格的な戦闘を楽しめる。

武器はすべて、全身表示されるキャラクターの体に装備できる。

盾と短剣を持つ剣闘士と至近距離で戦う場面

ステルス:

背後から静かに標的へ近づくことも、上空から奇襲して暗殺することもできる。

人混みに紛れて敵の目を逃れたり、周囲にある物を使って注意をそらしたりしよう。

『Assassin’s Creed Nexus VR(アサシン クリード ネクサスVR)』には、スリル満点の「イーグルダイブ」をはじめ、シリーズを象徴する要素がすべて詰まっている。

自らアサシンとなり、任務をどう達成するかは自分で決められる。

ステルス、移動、戦闘を使い分けながら、忘れられない物語とともにオープンマップを駆け巡ろう。

沼地に身を隠しながらトマホークを投げる場面

『Assassin’s Creed Nexus VR(アサシン クリード ネクサスVR)』だけでは戦闘が物足りないなら、退屈する暇もない戦闘ゲームがほかにもある。


このページが少しでも役に立ったなら、うれしい。

このサイトは、台湾出身のエンジニアマネージャーの僕が、自分で試して分かったことや、実際に遊んで感じたことを、日本の人にも気軽に読んでもらいたくて作っている。

Meta Questの使い方、おすすめアプリ、たまに来る無料配布の情報なんかも、これから少しずつ追加していくつもりだよ。

のんびり楽しんでもらえたら、それで十分うれしい。

何か共有したい情報があったり、ちょっと話してみたいことがあれば、Facebookで気軽に声をかけてほしい。